抗がん剤・放射線治療と食事のくふう
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- 抗がん剤・放射線治療と食事のくふう
- 第2章 症状別・生活と食事のくふう
- 症状と対策
- 飲込困難(のどや食道の炎症)
症状と対策
飲込困難(のどや食道の炎症)
解説ページへ症状
のどが荒れ、痛くて唾液も飲み込めない/水分が少しずつしかのどを通らない/食事が自由に飲み込めない/熱いものが食べにくい
原因
抗がん剤治療
抗がん剤によりのどや食道の粘膜が 炎症を起こし、飲み込む時の痛みや 腫れにより飲み込みにくくなること がある。
放射線治療
症状の原因となる放射線照射の部位と範囲
- 頸部
放射線によりのどや食道の粘 膜が炎症を起こし、唾液を飲 み込むのも痛かったり、腫れ により通過障害が起こり飲み 込みにくくなることがある。
症状をおさえるためのくふう
飲込困難(のどや食道の炎症)
- 治療前から禁酒・禁煙をする。
- 治療前からうがいや歯みがきをまめにして、口の中を清潔に保ち、雑菌の繁殖を防ぐ。
症状が現れたときの対策
- つかえないよう一口の量を少なくし、よく噛んで食べる。
- 何回かに分けて食べ、まめに水分補給をする。
- 食べられないときは医師に相談する。栄養補助食品や点滴、痛み止めを使用することもある。