抗がん剤・放射線治療と食事のくふう
症状と対策
嗅覚の変化
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洗剤や生ごみなど、いろいろなにおいが気になる/においも味もわからなくなり、調理が出来ない/煮物や肉・魚料理のにおいで吐き気が起こる
原因
抗がん剤治療
においをキャッチして脳に情報を送る神経が抗がん剤によって変調をきたすため。嗅覚と味覚の情報を処理する脳の場所はほぼ重なっているため、味覚と嗅覚のどちらが変調をきたしても、食べ物の風味は異常をきたす。
放射線治療
症状の原因となる放射線照射の部位と範囲
- 頭部と頸部
嗅覚の情報を伝達する鼻から脳につながる中枢神経が放射線によって変調をきたすため。
症状をおさえるためのくふう
嗅覚の変化
- 不快感をもよおすにおいをチェックして、身のまわりから遠ざける。
症状が現れたときの対策
- においが立つような加熱調理を控えて、冷たい料理を中心にする
- 加熱調理中の台所に入らない。
- 温かい料理はさましてにおいが少なくなってから食卓に出す。