乳房再建術後の 経過とケア

術後の経過と日常生活

乳房インプラントによる乳房再建術後の経過とケア

乳房インプラントは大胸筋の下に挿入します。手術の概要については乳房インプラントを用いる再建を参照してください。
乳房インプラントは長期間の使用に耐えるようになっていますが、劣化により10年から20年の経過で破損することがあります。その場合は、入っているものを取り除き、その後の再再建は乳房インプラントの入れ替えか、自家組織移植を検討します。なお、インプラントの内部は弾力性のあるシリコンでできているので、破損してもすぐには変形せず、ゆっくりと変形します。
また、慢性的な圧迫を加えていると、乳房インプラントと挟まれている皮膚がダメージを受ける場合があるので、慢性的な圧迫は避けましょう。

ティッシュ・エキスパンダーから乳房インプラントへの入れ替え(イメージ)

では、次ページから術後経過とケアについて説明していきます。