抗がん剤治療と皮膚障害

一般的なケア
スキンケアの継続が大切です

毛染めについて

免疫チェックポイント阻害薬(免疫療法)の影響で白髪が増えてしまう場合があります(免疫治療薬による皮膚障害(白髪/白斑(皮膚色素減少症)/紅斑および丘疹/乾癬)を参照)。

その時に「毛染め」を検討すると思いますが、2015年10月に消費者庁から「毛染めによるアレルギーに注意」との情報が発信されました。今まで毛染めで、アレルギー症状(いわゆる"かぶれ")が出現しなかった方も、抗がん剤治療中は注意が必要です。毛染めを行う際は、「パッチテスト」をしてから行うと安心です。理美容院で行う際は理美容師さんに相談してください。市販のものを使用する場合は、使用説明書をご確認ください。

パッチテスト:使用薬品を本人の皮膚で試すこと