抗がん剤治療における骨髄抑制と
感染症対策

骨髄の機能と骨髄抑制、原因など
より理解するために

発熱性好中球(こうちゅうきゅう)減少症について

抗がん剤治療中に、白血球成分の中の「好中球」がある一定数以下に減少あるいは減少することが予測される状態で、発熱を生じた場合のことを言います。ステロイドや鎮痛目的で鎮痛解熱剤などを使用している患者さんや高齢者などでは、熱が出ない場合があるので注意が必要です。熱がでなくても、感染の徴候がある時(感染が起こりやすい体の部位と疾患・症状(一例)を参照)は医療機関に相談しましょう。