抗がん剤治療と末梢神経障害

一般的なケアと対処法
上手につき合っていくために、ケアは大切です

保温を心がける・寒冷刺激を避ける工夫

③寒冷刺激を避けましょう

寒冷刺激とは、“冷たい”や“ひんやり感”を感じる刺激です。寒冷刺激が症状を誘発、悪化させる要因になっていることがあります。特に寒い冬の時期は注意しましょう。仕事も含め、日常生活の中でどうしても寒冷刺激を避けることができない方は、医療者や家族、職場などとよく相談をしてください。

冷たいものに触れたり、飲んだりしないでください。

洗面や手洗いなど可能な限り温水を使用しましょう。

炊事や洗濯時は厚めのゴム手袋を着用しましょう。

皮膚が濡れたら直ぐに水分を拭き取るようにしましょう。

エアコンなどの冷気に体をさらさないように気をつけましょう。
また、床など"ひんやり感"を感じる所を素足で歩いたり、直接座ったりしないようにしましょう。

冷たい空気を、一度に大きく吸い込まないように注意しましょう。

①、②についても以下のページにて詳細を説明いたします。