抗がん剤治療と 脱毛
- TOP
- 抗がん剤治療と脱毛
- 自分に合うケア方法をみつけましょう
- ウィッグ(かつら)の選び方
- ④毛質の違いと特徴
自分に合うケア方法をみつけましょう
ウィッグ(かつら)の選び方
④毛質の違いと特徴
ウィッグ(かつら)の毛質には人工毛(合成繊維)、混合毛、人毛があります。それぞれの特徴を把握して選びましょう。
人工毛(合成繊維)
アクリル系またはポリエステル、ポリアミドなどで作られていて、人毛よりも軽くできています。
素材によっては耐熱性のものもありますが、摩擦や静電気に弱いので、後からパーマやカラーの変更はできません。また、てかり感があります。
混合毛
人毛と人工毛(合成繊維)をミックスして作られており、形はくずれにくいですが、後からパーマやカラーの変更はできません。
また、人毛部分が色あせすることがあります。
人毛
特殊加工した人の毛髪です。ドライヤーでセットしたり、パーマやカラーを変更したりすることもできます。
自然な質感を楽しめますが、色あせや枝毛などのダメージを受けることがあります。色あせにはカラーを施せますが、回数には限度があります。
人工毛(合成繊維) | 人毛 |
---|---|
○軽い △摩擦、静電気に弱い △熱に弱い素材もある △後からパーマやカラーの変更はできない |
○自然な質感 ○後からパーマやカラーの変更ができる △色あせや枝毛になる △においがつきやすい |