主菜[肉]

レバー焼きのサンドイッチ

濃い味つけを生かせば調味もらくらく  苦手なレバーを焼き鳥でお試しください。

材料と作り方

市販のレバー焼き20gをマッシュし、カテージチーズ(裏ごしタイプ)大さじ2/3、ヨーグルト小さじ1、みそ小さじ1/3、コーヒークリーム小さじ2/3を加えて混ぜる。ライ麦パンにきゅうりの薄切りとともにはさみ、食べよく切る。

注意症状

食欲不振や吐き気、胃腸症状がある場合は、不快感をもよおす心配がある。口内炎や摂食困難、飲込困難があれば、食べやすいように小さく切り、スープなどといっしょに食べる。

お楽しみコラム

古くて新しい焼き鳥のルーツ

焼き鳥といえば鶏肉、というのは最近のこと。鶏は中世までは朝告げ鳥として、また闘鶏のために珍重され、食用が禁止されていました。一方、鳥一般は、江戸時代もおとがめなし。肉食が禁止されたのは牛や馬などの家畜。稲をついばむスズメやヒバリなどの小鳥は、むしろおおいに食べられていました。焼き鳥のルーツと伝えられるのも、京都・伏見稲荷神社の境内に出たスズメ焼きの屋台。豊作を祈願する神社で、豊作の邪魔者を食べたのが始まりというわけです。
明治以降も、鶏やシャモは高級品。そのくず肉や臓物を使った焼き鳥が人気だったといいます。鶏肉の焼き鳥が定着したのは、昭和40年代のブロイラーの普及以来。いまある焼き鳥は、じつは40年の歴史しかないモダン(!?)な料理なのです。

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