主菜[肉]
濃い味つけを生かせば調味もらくらく 長芋のとろみと、きゅうりのみずみずしい歯ごたえがうれしい一品。
きゅうりと皮をむいた長芋はそれぞれすりこ木などでたたく。ばらした市販の焼き鳥とともに器に盛り合わせ、ごまドレッシング(市販品)をかける。
口内炎、飲込困難の場合は、食べるときに痛いことがある。
古くて新しい焼き鳥のルーツ
焼き鳥といえば鶏肉、というのは最近のこと。鶏は中世までは朝告げ鳥として、また闘鶏のために珍重され、食用が禁止されていました。一方、鳥一般は、江戸時代もおとがめなし。肉食が禁止されたのは牛や馬などの家畜。稲をついばむスズメやヒバリなどの小鳥は、むしろおおいに食べられていました。焼き鳥のルーツと伝えられるのも、京都・伏見稲荷神社の境内に出たスズメ焼きの屋台。豊作を祈願する神社で、豊作の邪魔者を食べたのが始まりというわけです。
明治以降も、鶏やシャモは高級品。そのくず肉や臓物を使った焼き鳥が人気だったといいます。鶏肉の焼き鳥が定着したのは、昭和40年代のブロイラーの普及以来。いまある焼き鳥は、じつは40年の歴史しかないモダン(!?)な料理なのです。
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