がん薬物療法の
概要
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- がん薬物療法の副作用について
- がん薬物療法の副作用とは?
- 症状が出現する時期
がん薬物療法の副作用について
がん薬物療法の副作用とは?
症状が出現する時期
副作用は、全てが出現するのではなく、また症状によって出現する時期が異なります。治療当日から2日以内の早期や週単位、月単位のものもあります。
細胞障害性の抗がん剤では、今までの経験からどの時期にどのような症状が出やすいか、だいたいわかっています(下記の表参照)。
出現時期(目安) | 主な副作用の症状 |
---|---|
治療当日 | 過敏症、吐き気・おう吐、血管痛 など |
2日~1週間位 | 吐き気・おう吐、食欲不振、だるい、便秘 など |
1週間~2週間位 | 口腔粘膜炎、下痢、だるい、食欲不振、抵抗力の低下、出血しやすくなる など |
2週間以降 | 脱毛、手足のしびれ、貧血 など |
一方で、分子標的薬や免疫治療薬では、出現する症状はだいたいわかっていますが、出現時期については個人差があり、一概には言えません。
なお、副作用の症状は、一つひとつ出現するわけではなく、複数の症状が重なったり、連続して出現したりしますので、一人で頑張るのではなく、必要に応じて周りの人に助けを求めるようにしましょう。