がん薬物療法の
概要

がん薬物療法の副作用について

がん薬物療法の副作用とは?

自覚できる症状とできない症状、早期発見・早期対応について

副作用には、患者さんが自覚できる症状と自覚できない症状があります。
例えば、骨髄抑制や肝臓、腎臓の機能低下などは患者さんが自覚できない症状で、重篤になると生命の危険を招く可能性があります。そのため定期的に血液検査等をして、患者さんの体の状態を確認します。
また、患者さんが自覚していても、見た目でわからない症状は医療者が把握しにくい場合もあります。例えば、視力低下や手足のしびれなどです。
これらの症状は、放置していると回復が難しくなる場合もあります。
このように副作用には、命に関わったり、機能の回復が難しくなったりする場合もありますので、気になる症状がありましたら、がまんをしないで医療者に伝えてください。早期に対応して重症化を防ぐようにしましょう。