主食[シリアル・粉]
いろいろシートのお手軽ピザ ブルスケッタというイタリア風トーストをボリュームダウン。トマトの甘酸っぱさでさっぱり食べられます。
トマトは種を除いてうす塩をふり、出た水けをふいてオリーブ油とこしょう各少量をからめる。ピザ皮をオーブントースターで焼いて、パリッとしたらにんにくの切り口をすりつけて香りを移し、トマトをのせ、乾燥バジルをふる。
味覚変化からトマトの味に不快感を感じるようなら避ける。口内炎や摂食困難、飲込困難があれば、小さく切って食べる。飲み物などといっしょにとるとよい。
ピザはアラブとヨーロッパの架け橋!?
ピザの原型は丸い平型のイタリアパン、フォカッチャだとされますが、その祖先はアラブのピタパン。発酵させたパン生地を横穴式の焼き釜で高温で短時間に焼いたもので、上下二層に分かれ、その間におかずを入れて食べます。
パンは、発酵させない生地を直火で焼くチャパティに始まり、発酵させた生地を直火で焼くタンナワー、発酵生地を竪穴式焼き釜の側面に貼り付けて焼くナンへと進化し、ヨーロッパに至って、横穴式焼き釜の底に生地を置き、低温で長時間焼くことでふんわりと縦にふくらむパンが誕生しました。ピザはまさにアラブ型パンとヨーロッパ型パンをつなぐ存在。アラブ文化とヨーロッパ文化の架け橋となってきた南イタリアの歴史を体現しているといえます。
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