副菜[あえ物・酢の物]
わかめときゅうりの酢の物
酢はさわやかな酸味が食欲をそそるほか、心身のリフレッシュ効果も。三杯酢をベースに症状に合わせて調整してください。
材料(1人分)
三杯酢
- 酢・だし各大さじ1/2
- 砂糖小さじ1
- 塩ごく少量
- しょうゆ小さじ2/3
作り方
- きゅうりは薄い輪切りにし、塩少量(分量外)をふって軽くもみ、しんなりしたら汁けを軽く絞る。
- わかめはもどしたらざるに入れて熱湯をかけ、冷水にとって水けをきり、食べやすく切る。
- ボールに酢と砂糖と塩を入れてよく混ぜ、ざらつきがなくなったらだしとしょうゆを加えて調味する。
- きゅうりとわかめを3の三杯酢であえる。
- 器に盛り、あれば針しょうがを飾る。
調理メモ
酢は、穀物酢より米酢のほうが酸味がまろやか。りんご酢、ぶどう酢、黒酢などは酢味がきついが、甘味を加えて酸味をまろやかにした商品もあるので、いろいろ試してみるとよい。
酢をとる効用は4つあります。
酢が健康によいとブームになっていますが、科学的に実証されている効用は次の4つです。
- 食欲増進効果。唾液や胃液の分泌を促すので、消化促進効果もあります。
- 疲労回復効果。体内に蓄えたグリコーゲンを使ったときに残る老廃物の乳酸を、酸味の主成分、酢酸が分解するからです。グリコーゲンの材料となる穀物や砂糖もとれるすしや酢の物は、絶好の疲労回復メニューといえます。
- カルシウムの吸収促進効果。食材中のカルシウムをとかし、腸管での吸収を促します。イワシの酢煮やしらす干しの酢の物はぜひ汁ごと食べましょう。
- ビタミンCの破壊予防効果。生野菜にドレッシング、果物にレモン汁、は理に適っているのです。
調理時間15分
- 1人分27kcal
- たんぱく質1.5g
- 塩分1.9g
(おすすめ)
適する
要配慮
酸味を苦味などに感じるようなら、だしを多くしたり、植物油を加えて。
酸味の刺激をやわらげるよう、だしを増やす。
酸味の刺激に注意。
わかめをもずくに変え、きゅうりをすりおろして三杯酢に混ぜてみどり酢に。
海藻は熱湯消毒するなど食材の衛生に注意する。
不適
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