がん手術後のリンパ浮腫
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リンパ浮腫の治療法
弾性包帯・弾性着衣の療養費支給手続き
2008年4月からリンパ浮腫治療のための弾性包帯、弾性着衣の購入が保険適用になり、療養費として支給されるようになりました。
療養費支給(保険適用)の対象
- 鼠径(そけい)部、骨盤内のリンパ節を取った後に生じたリンパ浮腫であること。または、「原発性リンパ浮腫」と診断された方。
- 医師の指示に基づき購入したもの。
- 製品を身に着けた時の圧力が30mmHg以上のもの。ただし、装着に支障がある場合は、医師の判断により20mmHg以上のものでも可能。
- 購入枚数は、装着部位ごとに2着が限度。
- 次回の申請をするためには、前回領収書が発行された日より6カ月以上の期間が必要。
支給申請額の上限
- 弾性ストッキング(1着) 28,000円
- 弾性ストッキング片脚用(1着) 25,000円
- 弾性包帯(装着に必要な製品をセットとして1組) 14,000円
例)自己負担3割の方が30,000 円の弾性ストッキングを購入した場合 | ||||
28,000円 (申請額の上限) |
× | 7割 (保険給付割合) |
= | 19,600円 (支給金額) |
※自己負担額=30,000円-19,600円=10,400円 |
手続きの方法
- 担当医に「弾性着衣等装着指示書」の作成を依頼し、「指示書」を受け取って、自己負担で購入します。この際、領収書は必ず受け取ってください。
- ご自分の保険者に申請します。「弾性着衣等装着指示書」「領収書」「印鑑」「口座番号がわかるもの」が必要です。なお、書類を提出する際は「療養費支給申請書」の記入が必要になります。
- 保険者による審査後、ご自分の口座に金額が振り込まれます。
※この情報は2020年4月に定められた制度に基づき説明しています。
制度が変更になると内容も異なりますので、その都度確認してください。