がん手術後のリンパ浮腫

伏屋 洋志 医師(静岡がんセンターリハビリテーション科部長)のコメント

リンパ浮腫は、乳がんや子宮がん、卵巣がん、皮膚がんなどの手術でリンパ節郭清術を受けた後や放射線治療後などに起こります。近年そのケアの方法が知られるようになってきていますが、リンパ浮腫を改善させたり悪化を防いだりするためには、正しくセルフケアを行なうことが必要です。病院や治療院などでの治療も有用ですが、日々の自宅でのケアが大変重要なのです。正しいケアの方法は専門家に指導を受ける必要がありますので、その復習をする際にこのサイトを活用していただきたいと思います。

当サイトでは、リンパ浮腫とはどのようなものか、またそのケア方法について文章とイラスト、映像や音声でわかりやすく解説しています。手術を受けられた場所により、リンパ浮腫が発生する部位が異なります。当サイトでは<上肢(腕)編>と<下肢(あし)編>と分けていますので、お悩みに応じてご覧下さい。

このコンテンツが皆さまの悩みを少しでも和らげることが出来ましたら幸いです。

監修:静岡県立静岡がんセンター

名誉総長 山口 建

制作:静岡県立静岡がんセンター

リハビリテーション科部長 伏屋 洋志
リハビリテーション科作業療法士 田尻 寿子
リハビリテーション科理学療法士 三橋 範子
支持療法センター長/皮膚科 清原 祥夫
疾病管理センター健康教育・研修看護師長 廣瀬 弥生
疾病管理センター 阿多 詩子

協力:順天堂大学医学部附属静岡病院 リハビリテーション科
       (静岡県立静岡がんセンター特別非常勤/ 前リハビリテーション科部長)

准教授 田沼 明

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Q&A リンパ浮腫に関するよくある疑問にお答えします。

「Q&A一覧」では、共通、上肢(腕)、下肢(あし)毎にまとめていますので、知りたいことを容易に探すことができます。