がん薬物療法の
概要
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- 流涙(涙目)
副作用対策について
患者さんご自身でできる副作用対策
流涙(涙目)
涙で目の表面がにじんだり、涙がこぼれ落ちる症状で、涙の通り道である「涙道」が狭くなったり塞がったりしてしまうために起こります。自覚症状があっても「老化現象」と思って、がまんされてしまう患者さんもいらっしゃるようです。重症になると症状が改善できない場合がありますので、治療中に何か目の症状がありましたら、早めに担当医に相談しましょう。
《一般的なケア》
- 「涙目が続く」、「見えにくくなった」などの症状が生じたら、担当医に伝えましょう
- 流涙が起こりやすい薬で治療している時には、抗がん剤を洗い流す目的で、防腐剤無添加の人工涙液(具体的な薬剤名を知りたい場合は静岡がんセンターのサイトをご覧下さい)を1回に2~3滴、1日6回点眼しましょう
- 手で目を擦らないようにしましょう。ハンカチも清潔なものを使用しましょう
- アイメイクは、症状がある時には刺激になりますので控えましょう
- 治療中に眼に違和感を覚えたら、刺激になりますので、コンタクトレンズは使用せず、なるべく眼鏡を使用しましょう